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SDレビュー(その2)
2008年 09月 29日 |
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2日程サボってしまいましたが、『SDレビュー2008』のレポート2回目です。
全部載せたいのですが、こちらの方がうまくまとめていらっしゃるので
僕は気になる2つを載せることにしました。







それでは続きをどうぞ。

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↑米澤隆+岡慶一郎+金澤潤+野村直毅の4名による『公文式という建築』。
全国津々浦々にある『公文』の教室です。
超急勾配の屋根がアイストップになります。

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↑詳細な模型です。
プレゼンを見ると、屋根、外壁共にモルタル塗です。
屋根は超急勾配なので可能なのかと...。

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↑上の模型の隣に置いてあるこれまた詳細な模型です(@_@)
屋根を取り外した状態です。
生徒の机は壁に沿うように配置され、また中央のガラス製テーブル(?)が
下階とをつなげる役割をしています。

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↑鉛筆が...(=_=;)
建築模型で鉛筆が置かれているのは初めて見ました!!!

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↑下階です。
『はらぺこあおむし』が...!!!
当然、この『はらぺこあおむし』を建築模型で見るのも初めてです(^^;

下階は上階とは逆に中央に巨大な机があります。
個人的には勉強するのは、こちら(下階)の方がおもしろそうです。
(↑勉強するのに「おもしろい」ってのも...。)

『公文式という建築』はそれまで普通の住宅などを利用していた教室を
あえて建築的に再定義したと考えます。
急勾配屋根のキッチュ(←表現正しいかな?)な建物で内部は1列1台な巨大な机。
実際、僕は公文という所に通ってはいなかったので、詳しいことは分かりませんが
ここで勉強するのはおもしろそうだと感じました。
小学生が勉強するにはこれぐらいおおらかな空間が良いのではと思いました。


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↑次は増田信吾+大坪克亘+島田雄太の3名による『風が見える小さな丘』です。
左側の風車の設計ではなくて、右側の端っこに見えるモノです。
このアングルだと小さすぎて良くわかりません...(^^;

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↑アップです。

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↑いきなり詳細な模型です!!!
実はコレ、何なのか僕のアタマでは理解不能です...(-.-)

用途は物見台と記載されていましたが、実際の使い方は不明...。
そして屋根(天井)はなく筒抜け状態...。
そして驚くのが、風が吹くとゆっくり揺れるそうです...。

ここまで来ると、建築ではなくオブジェ、またはランドスケープの一部でしょうか?
実際にタイトルも『風が見える小さな丘』となっているので、
設計者も『建築』に固執していないような考え方だと思います。
心配される外壁の材料はゴム系の何かを用い、伸び縮みに対応するそうです。

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↑構造模型です。
この模型は良くできていて、息を吹くとゆっくりと振動します。
ブレているのは、このためです。

目に見えない風を風車などの既存なものではなく表現したのがおもしろかったです。
実際にできたのを見てみたいです。
プレゼンも今までの『建築図面』とは違うやわらかいタッチで、
コレのイメージに合っていました。
(↑表現が分からないので『コレ』としてしまいました。ゴメンナサイ...。)


以上がレポートなのですが、他の作品も良かったので是非、会場に足を運ぶのを
お勧めします。
by taishi_mizoguchi | 2008-09-29 16:23 | □建築
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