完成
2008年 03月 29日
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(↑休憩時間はほとんど取っていませんでした。ありがとうございます。)
昨日、手直し工事も終了しました。
団地の1住戸の改修で工事内容もキッチンや洗面化粧台の入れ替えなど小規模な工事でしたが、けっこうな難工事でした...(-.-)改修工事の難しさを再認識した工事でしたが、こちらも収穫の多いものとなりました。
既存の台所。

以下、完成写真です。

キッチン本体はサンウェーブの既製品です。
この団地には洗濯機置き場がないため、今回はキッチンの横に洗濯機置き場を作りました。手前の空いている部分がその部分です。
当初、ドラム式洗濯機を置く予定でしたが、急遽普通の全自動洗濯機を置くことになりました。
洗濯機の全面に天板を設置する予定でしたが、全自動洗濯機にあわせて、天板をえぐるように切り欠きました。

通常、排水管は床下を通りパイプスペースに設置してある排水縦管につながるのですが、なんとこの団地は排水管が『床上』にありました(@_@)
洗濯機の排水をキッチンの排水管に接続する計画でしたので仕方がなく、洗濯機置き場を12センチ程かさ上げして、排水管を納めました。
ほんと、改修工事は開けてみないとわかりません...(=_=;)

さすが、ニホンのキッチンメーカーです。細かいところまで考え尽くされています。
至れり尽くせりと言いますか...(^^;
目線の高さに1枚の棚板を設置し、収納力をカバーしています。

同居の方が車いすを利用しているので、洗面化粧台はTOTO製の既製品です。
洗面脱衣室の間口が中途半端な寸法でしたので、化粧台の脇の収納キャビネットは家具工事で製作しました。

そこで、製作した収納キャビネットに細工をして、扉の内側に鏡を設置しました。
使うときだけ鏡が出現するカラクリです(^^)v
(特に僕のオリジナルではありません。諸先輩方が既に実践しています...。)

小口にアルミ製のアングルとフラットバーを設置して、鏡の断面とミラーマット(両面テープ)が見えないようにしました。
まだ家具用コンセントプレートが付いていませんが...(~_~)
こうして工事が終わってみると、絶対的な面積の狭さ、天井の低さ、開口部の小ささなどのマイナス点はありますが、設備類を更新すれば築40年の団地でもまだまだ可能性がありそうです。以前ネタにした『減築』と言う言葉もありますし...。
何と言っても、ゆとりのある建物配置や40年近く経った環境(緑)が素晴らしいです(^^)
by taishi_mizoguchi
| 2008-03-29 22:42
| □片倉の家
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