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Q
2012年 08月 04日 |
Q_f0138807_0395876.jpgブログをしばらくサボっている間に、こんなものを導入してしまいました。

「PENTAX Q Limited Silver」

もともと「Q」には興味がありましたが、「気になる存在」程度でした。
…が、この配色、しかも世界限定1600台と言われるとスルーできる訳がありません。いつの日か手にしたいと思い続け約半年、オークションと言う素晴らしい出会いの場で知り合うことができました。
この限定カラーは発売が今年の2月、「Q」自体の発売が去年の夏ぐらいなので今さら感が大アリですが、そんなこと構いませんっ!!!だって欲しかったんだからっ!!!
iPhone4S (画像はクリックで拡大します)






Q_f0138807_0535087.jpgそんな訳で詳細なレビューはネット上にかなりあるので、そちらにお任せしますがちょいと一言。

この「Q」で議論の的となるのがセンサーの大きさについて。極簡単に言うとセンサーの大きさによって写真の解像に変化がでます。極々簡単に言うとセンサーが大きい方がそれだけ多く光を受けられるのでよりきれいに解像すると同時に背景がきれいにボケます。
…で、「Q」のセンサーの大きさは1/2.3型で俗に言うコンパクトデジカメサイズ。レンズを外すとセンサーを目視できますが、本当に小さい。豆粒です。ちなみに隣にあるCanon「Power Shot S90」は「Q」より大きい1/1.7型。建築関係者に人気のRICOH「GR DIGITAL Ⅲ」も1/1.7型。コンパクトデジカメで最近話題のSONY「DSC-RX100」はそれらより大きい1.0型。
「きれいにボケる」=「良いカメラ(レンズ)」と言う図式がカメラ界には少なからずあるようですが、それが全てではないような気がします。色々な価値観でカメラ(レンズ)を選択しても良いんじゃないかなと。まぁ、背景がきれいにボケた方が良いに越した事はないのですが…。
iPhone4S (画像はクリックで拡大します)

「じゃあ、オメーはなんで「Q」なんだよ?」と聞かれれば、それはもう「デザイン」ですっ!!!見た目の「デザイン」はもちろんですが、ここは「設計」と言う意味合いの方が強いです。
カメラ本体とレンズを極小にするために新マウントを作ったり、その極小の躯体に色々機能を詰め込んだり、外装を惜しげもなくマグネシウム合金製にしたり、長いズームレンズを付けた時にストロボの光がレンズに干渉しないようにストロボ自体を高く飛び出さるギミックを仕込んだり、モードダイヤルの円盤をそのまま下方に延ばしグリップにして握りやすさもきちんと考えたり…。
何て言うか、いじっていると知らないうちに口元が緩んでだらしない顔にしてくれます。そんな「所有欲」を満たしてくれるのがこの「Q」なんです。

知り合ってまだそんなに月日は経っていないので、お互いの(?)性格やクセはまだ理解していませんが、これからのんびり付き合って行こうかと思います。

by taishi_mizoguchi | 2012-08-04 23:37 | □カメラ・写真 |
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