東日本大震災から2ヶ月
2011年 05月 11日
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また、原発問題も依然収束の見通しが立っていません。
付近地域の一時帰宅が始まりましたが、帰宅時間は2時間と極めて短いもの。しかも、一時帰宅するにあたって事故があった場合は自己責任である旨の同意書を書かされたとのことで、これには怒りを通り越して悲しくなりました。
そんなタイミングで今月の電気料金の請求が来ました。それに合わせて「東京電力からのお詫びとお知らせ」と言う紙も一緒にポストに入っていました。
内容は原発事故に対するお詫びと節電方法、それと計画停電に伴う電気料金の割引について。
お詫びも節電方法もわかったので事故を一刻も早く収束させて下さい、東電さん!!
それと福島原発で命を懸けて仕事をされている作業員の方、何とかがんばって下さい!!...としか言えません。
原発に対しては事故が起こってから時々ツイートしていましたが、何か問題が起きた時に人の手に負えないものは扱うべきではないと思っています。発電力や発電コスト、CO2問題、代替エネルギー、その他色々な問題があると思いますが、こんな危険な代償を払ってまで原子力に依存するのは疑問です。東海村JCO臨界事故や高速増殖炉もんじゅの事故の記事を読むと本当に恐ろしくなります。
今回の事故で実際に放射性物質が拡散してしまいました。国や原子力保安院はしきりに「ただちに健康に害はない」と連呼しますが「ただちに」と言えば言うほど、専門家ではない僕には「今すぐではないが何年後かには健康被害が出るかもしれない」としか聞こえません。
また、放射性物質を含む瓦礫や学校のグラウンドの表層土を撤去していますが、撤去した所で今度は処分方法が問題になる。瓦礫や表層土をドラム缶に詰めて地下深くに保管したとしても、またトラブルが起こる可能性もあります。
できることなら原発は全廃して欲しいです。...が、実際すぐにはそうならないと思います。全廃になるのは代替エネルギーが確実に確立された時でしょう。
しかし、原発に依存する割合を減らすことはできるはずです。そのためなら少しの不便を受け入れ生活しようと思っています。
by taishi_mizoguchi
| 2011-05-11 23:00
| なんでもかんでも
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