竣工写真撮影
2011年 01月 11日
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昨年末、クライアントが注文していたダイニングテーブルのセットがようやく搬入されました。これは『家具蔵(カグラ)』のもので、注文してから3ヶ月もかかりました。そして、このタイミングに竣工写真の撮影を行いました。
最近では専ら自分で竣工写真を撮るようにしています。それは第一に自分で設計した建物なので撮り所を心得ていること。第二にプロに依頼するとお財布へのダメージが大きいこと(汗)。
もっとも、最近のデジイチとレタッチソフトの進化で、素人同様の自分でもそれなりに撮影ができるのが一番の理由かもしれません...。そんな訳でお世話になっている写真家の方、最近連絡しないのはこう言った訳なのです。申し訳ないです。
それと、自分の竣工写真に対する考え方が変わりました。(以前も少しブログに書いたかもしれませんが)
それは、完成直後の家具がほとんどなく生活感がまったくないよりは多少の家具や雑貨が散らかって、生活感があった方が建築(特に住宅)が生き生きしているように感じます。何もないまっさらな状態も大事かもしれませんが、自分は「建築(住宅)」はあくまでも「生活する器」だと思うので、クライアントに(多少の)無理を言って撮影するようにしていますし、これからもするつもりです。
さて、『植上の家2』は引渡しをしてから3ヶ月程経っています。良い塩梅に生活感が出ているのを期待していたのですが...かなり...と言うか、ものすごくきれいに住んでいたので、少し拍子抜けしてしまいました。まぁ、ゴチャゴチャになっているよりは良いのですが...。
撮影は無事に終了。空いている時間をみつけてイソイソとレタッチをしているので、公開まではもう少し時間がかかりそうです...。
by taishi_mizoguchi
| 2011-01-11 23:57
| □植上の家2
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