宇都宮美術館
2010年 01月 12日
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前回の続きなのですが、実は栃木県民なのにこの「宇都宮美術館」を詳しく見たことがありませんでした。たぶん「いつでも見れるだろう」的な考えが作用したのかと思います...(^^;
(横浜に住んでいた時もほとんど中華街には行ったことがありません...)
今回もあまり詳しく見ることは出来ませんでしたが、昔に比べると色々発見がありました。
その「宇都宮美術館」は平成9年3月に開館。設計は最高裁判所、警視庁本部庁舎も手がけた岡田新一氏。「うつのみや文化の森公園」内の最奥にあり、一般用駐車場は公園手前に配置しています。来館者は緑豊かな公園内を通って美術館にアプローチするなんとも心憎い演出です。
美術館は丘の上にあり数段の階段を上ると正面にアプローチが見えてきます。
全景。
アプローチ見返し。軒が低い!!!
中庭にはクレス・オルデンバーグの『中身に支えられたチューブ』が鎮座しています。
エントランスホール。トップライトからルーバーを通して光が入ってきます。
ここに受付け、ミュージアムショップ、図書コーナーがあります。
正面奥がトークイベントを行った講義室、右側の柱の奥を右折して展示室に向かいます。
以前来た時は、このトップライトにカラーフィルムが貼り付けられていて落ちててくる光が虹色になりとてもきれいだったことを覚えています。たぶんそれもインスタレーションだったと思います。
展示室前の廊下。
講義室脇の廊下を通るとレストランに着きますが、その手前に門扉があります。フラットバーを折り曲げたようなデザイン。こう言った脇役のデザインって重要ですよね...。
しかし、重そう...。
夜景。他には入口の自動ドアの衝突防止の柱や外部の手すりのデザイン、勾配屋根の軒先や外壁材スパンドレルの下端(なんと切りっ放し!!!)の処理などなど...詳しく見たらほんとキリがないくらい見所満載な建物でした。
by taishi_mizoguchi
| 2010-01-12 23:18
| □建築
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