『SUMIKA Project』リポート その2
2009年 02月 23日
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主催者手配のバスに乗って移動です。
向かうは宇都宮市の星が丘。
ここには西沢大良氏による『宇都宮のハウス』と
藤本壮介氏による『House before House』があります。
10分程バスに揺られること到着。
まずは『宇都宮のハウス』から見学です。
↑↑のっけから外観の写真がありません...。
なので、以前訪れた時の写真を流用(汗)。
外壁(実は扉...)が真っ黒で屋根のパラペットが分厚く重い印象。
一般の建築に見られる『窓』が全くありません。
それもそのはず、太陽の光をテーマにしている建物です。
なので、採光は全て上から。
内部に入ると...

さすがにトップライトからの採光だけあって明るいです。
太陽の軌跡を考慮し、朝はベッドスペース、昼はキッチン、午後は部屋全体が
明るくなるように、トップライトの形状を工夫しているそうです。

でも、市街地のド真ん中で4周全てをフルオープンにする必要があるのでしょうか?

ルーバーの素材はプラダン?ポリカ?
光を透過させるのできれいでしたが、
留め方はS字フックで引っ掛けているだけでした...(^^;
構造の梁が変な方向にかけられていました。
何でも宇都宮の風向きを考慮して、この梁に沿って外気を通し、
夏場の気温上昇を防ぐそうです。

イスが僕の大好きなモノだったので...。
Jasper Morrison(ジャスパー・モリソン)『 Ply-Chair(プライチェア)』
お値段72,450円也!!!
手が出ません...(^^;

室内でも枯れない芝だそうです(@_@)
ここに面して浴室やトイレがあります。
...で、気が付くと1人に...(-.-)
皆さん、隣の建物に移動していました。
やはり藤本壮介氏の建物は人気です。
隣にド派手(良い意味で...)な建物があっては仕方がないかな?
『宇都宮のハウス』は30分程度の短時間では、良さが分りませんでした。
太陽の動きも1日いないと分りませんし...。
しかし、太陽の動きを感じながら生活するのは一番プリミティブかもしれません。
う〜ん、泊まってみたい建物です(^^)
by taishi_mizoguchi
| 2009-02-23 03:12
| □建物探訪
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