人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Top
安藤忠雄建築展
2008年 12月 22日 |
安藤忠雄建築展_f0138807_23535338.jpg
すべり込みで19日に行ってきました。
『安藤忠雄建築展[挑戦−原点から−]』
ギャラリー間での会期は20日で終了しましたが、とりあえずレポートです。

朝8時半から打合せをして、その足で東北道をかっ飛ばしました。
...が、案の定、首都高はどこもかしこも大渋滞(~.~)
いつもは首都高新宿線の外苑で下りるのですが、
比較的空いていた中央環状線山手トンネルを初体験し、中野長者橋で下りました。
そこからは一般道でスムーズに到着です。

しかし、時刻は正午前。
実は安藤忠雄本人によるギャラリートークが11時からあるので
それに間に合わせようとしたのですが、ダメでした...。

入り口に向かうと『ギャラリー間』のスタッフの方が立っていて
ギャラリートークは正午より始めるとのこと。
嬉しい誤算です(^^)
エレベーターで3階に到着し、扉が開くと...
安藤忠雄建築展_f0138807_2354389.jpg

人だらけです!!!
(↑内部は撮影禁止ですが、作品は撮らないので様子だけ撮らせて下さい
とお願いして実現。)
混雑しているとウワサでは聞いていましたが、まさかこんなに混んでいるとは!!!
ただでさえ狭い『ギャラリー間』がひどい状態です。

ギャラリートーク自体はほんの30分程で終了。
はっきり言って良くわからなかったです...(-_-;)
質問も前の方の人が2、3するくらいで、あとは書籍購入者対象にサインです。


...で、肝心の展示内容です。
今回の目玉は何と言っても『住吉の長屋』の原寸大模型。
ほとんどはベニヤで作られているのですが、コンクリート打ち放しのセパ穴は
ちゃんと表現されていました。

入ってみると...
小さっ!!!
...です。

部屋の一つ一つは小さいですが、求心的な中庭のおかげで広がりが感じられます。
ほんと、部屋にいる時の中庭の効果は絶大です。
しかし、一歩中庭に出るとブリッジと階段の影響でそんなには明るくありません。
見上げても空もそんなに見えません。
たぶん、ブリッジの上に立つとまた違った印象なのでしょうが、
今回は2階には上がれませんでした...。
そのおかげで、なんか腑に落ちませんでした...(-_-)
以前の『コルビジェ展』の『ユニテ・ダビタシオン』の原寸大模型の方が
ちゃんとメゾネットの上階にも上れましたし、空間が把握できました。
安全性の問題があるのでしょうが、残念でした...(T_T)

あと、安藤事務所のスタッフの方が(たぶん)高校生5、6人に対して
一つ一つ作品の前でレクチャーをしていました。
一般客も高校生の後ろでレクチャーを聞いていました。(もちろん僕も...)
しかし、レクチャーが進むにつれ、高校生より一般客の方が前へ前へ...。
誰の為のレクチャーかわからない状態に...(^^;
最後のレクチャーは『住吉の長屋』。
ここぞとばかりに皆さん質問責め。
僕も便乗して、『住吉の長屋』最大のミステリーを質問しました。
そのミステリーとは...
「実物と発表図面の建物形状が異なること。」

回答は...
「理想型を求めた結果。」
...だそうデス。
そう言われちゃ、何も言えません(=_=;)


他の展示は、『住吉の長屋』の原寸大模型の前ではパワー不足です。
そんな中、『光の教会』の1/10模型は本物のコンクリートで作られていて
迫力満点です。光の十字架も神聖に輝いていました。







おまけ...
安藤忠雄建築展_f0138807_23541190.jpg
内部は撮影禁止なので、『ギャラリー間』の外から1枚。
『住吉の長屋』の原寸大模型の一部分が見えていました。
コンクリート打ち放しは元々あるもので、
上のベニヤの部分がまさにそれです。

2009年2月11日(水)~ 3月7日(土)までTOTOテクニカルセンター大阪で
巡回展が行われます。
しかし『住吉の長屋』の原寸大模型はないそうです...。
by taishi_mizoguchi | 2008-12-22 00:07 | □建築 |
<< お礼参り ページトップ 竣工 >>